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Yahooユーザー層から見る今後のサイトのあり方

検索エンジンシェア率も依然として高く、リスティング最大手のovertureの出稿先であり、広範な属性にリーチすることから、Yahooのユーザー層の分析は非常に重要です。

Yahoo利用者の特徴は、平均PVの高さと平均滞在時間の長さです。ただし、その意味合いは、サイトの善し悪しによってだいぶ変わってきます。

お使いのアクセス解析で、同様のキーワードのGoogle利用者の平均PVと平均滞在時間やCV率を比較しながら、ページの遷移をチェックしてみて下さい。全く狙いの違うページへどんどん流れていき、あきらめて帰ってしまったYahooユーザーの悲しげな形跡はありませんか。良いサイトなら、いろいろなページを楽しみながら遷移して、最終的に目的ページに帰ってくるはずです。

検索キーワードの違いはどうでしょうか。弊社の自社媒体の結果を見ると、overtureのビッグキーワードの価格が依然として高止まりしていることの理由が少し分かる気がします。また、Googleの検索能力の高さがあったからこそロングテールが成り立つことも実感します。Yahooユーザーは一般的に大きなキーワードで表示順位ごとにクリックしていきますが、Googleユーザーはピンポイントの検索結果からさらに目的のサイトを確認し、広告等をクリックしたがらない傾向があります。

ECサイトやポータル系媒体では、比較的早い段階から、検索キーワードごとにランディングページを作ってユーザーを誘導し、内部ページでは興味関心を引き出す仕組みを用意して、ユーザーをサイト内に長く滞留させ、ファンになってもらったり、思わぬ衝動買いを起こさせたりといった工夫を行ってきました。同様のことが、今後企業サイト等でも重要になってくるのではないでしょうか。

また、結果として目的のページにたどり着けないユーザーが目にしてきたページが、面白く新鮮なコンテンツであったとすれば、別の効果を生み出すでしょうし、たどり着けなかったユーザーが不満を口にできる場所が提供できれば、さらなるサイト改善につながるのではないでしょうか。検索窓をつけて、ユーザーがサイト内で何を検索しているのか分析してみるのも効果的です。

サイトの閲覧に時間を使ってくれるYahooユーザーに対して、目的のものを見せる努力と、主目的でないブランディングを同時並行で行える提案が、今後出来ていければと思います。

担当・文責 齋藤